上級SEは分野ごとに狙っていこう。「テクニカルエンジニア(情報セキュリティ)」→「現:情報セキュリティスペシャリスト試験」は、システムの中のセキュリティに関する専門性に特化した試験です。企業の情報セキュリティに対する責任が高まり、システム開発でも重要視されるセキュリティは、優れたシステムを構築する上ではずせない分野です。
平成21年に「テクニカルエンジニア(情報セキュリティ)試験」と「情報セキュリティアドミニストレータ試験」が統合され、「情報セキュリティスペシャリスト試験」に改称されました。
独立行政法人IPAが実施するIT系国家試験である「情報処理技術者試験」のうち最上位のレベル4に該当する1種で認知度の高い資格です。レベル4に区分される試験のうち、唯一、春と秋、年に2回実施され、難易度も高く合格率は13%程。
試験の主な対象者は「高度IT人材として確立した専門分野をもち、情報システムの企画・要件定義・開発・運用・保守において、情報セキュリティポリシーに準拠してセキュリティ機能の実現を支援し、又は情報システム基盤を整備し、情報セキュリティ技術の専門家として情報セキュリティ管理を支援する者」となっています。
ITシステムのセキュリティ全般における専門性を高いレベルで問う試験で、セキュリティ対策の一環としてセキュアプログラミングに関する設問も多く、SE上級者といえでも合格が難しいといわれる難関です。
試験項目に論文が含まれており、SEとしての実務未経験の方には難しい資格ですが、
大きな会社、また大きなプロジェクトになればなるほどセキュリティシステム対策は重要視されるため、
一般的に転職や転職の場でも有利とされています。
納期直前は寝る間も惜しみ、ろくに食べもせず激務に終われ、納品先でトラブルが発生すれば休日返上で対応に明け暮れる、それがシステムエンジニアの現実です。過酷で厳しい開発現場の最前線で戦う兵士・・といえば言いすぎでしょうか。ではなぜ、そんなつらい仕事をSEたちは続けるのか?SEの仕事はそんなにおもしろいの?SEの仕事ならではの魅力を紹介します。
開発プロジェクトの船頭、プロジェクトマネージャー。プロジェクト全体の舵を切り、プロジェクトをスケジュール通り円滑に遂行させる責任者です。プロジェクトマネージャーが舵取りに失敗すれば、そのプロジェクトは座礁します。そんな責任重大なプロジェクトマネージャーの仕事内容を具体的に紹介します。
名前が改称され、現在は「情報セキュリティスペシャリスト試験」という名前のこの資格。その名のとおり、ITシステムに関する情報セキュリティ全般の専門性を問う資格試験で、合格率は13%という超難関の試験です。情報セキュリティは企業の重要課題であり、システム開発者にとって優れたシステムを構築するために避けては通れない分野です。