IT化が急速に進む中で、システムを導入・利用するユーザーは、どのようなシステムを導入すればやりたいことが実現できるのかがわからなかったり、導入したシステムを使いこなせなかったりと、苦戦しています。そんなユーザー側の立場に立って、専門家としてサポートをする人がITコンサルタントです。
ユーザー側に立ったIT化の企画立案や、システム導入支援を行います。ITに関して素人であるユーザーが、IT化を進めるにあたって、どのようなシステムを導入すれば、どのような成果・メリットがあるのか、またどのようなデメリット・リスクがあるのかを、ITのプロとして事前に想定・評価して、ユーザーのシステム導入を成功に向け補助します。
数あるITシステムの中から、ユーザーの予算や規模、社内事情を汲み、ベストな解決案を提示するのが腕の見せ所です。場合によっては、業務面での改善を提案することもあり、IT分野に限らず経営に関わる広い業務知識が必要となる職種です。
ITコンサルタントは、SE業務の中でも外向きの仕事にあたります。クライアントやユーザーの要望を聞きだすヒアリングが得意であったり、ヒアリングに対する要望への解を提案することによりやりがいを感じるタイプの人に向いている仕事です。ITコンサルタントは、情報システムの専門家として広く企業に認知されていますので、行政書士や税理士などの士業と同等に、情報システム部門の専門家としてフリーランスで活躍している人も少なくありません。
納期直前は寝る間も惜しみ、ろくに食べもせず激務に終われ、納品先でトラブルが発生すれば休日返上で対応に明け暮れる、それがシステムエンジニアの現実です。過酷で厳しい開発現場の最前線で戦う兵士・・といえば言いすぎでしょうか。ではなぜ、そんなつらい仕事をSEたちは続けるのか?SEの仕事はそんなにおもしろいの?SEの仕事ならではの魅力を紹介します。
開発プロジェクトの船頭、プロジェクトマネージャー。プロジェクト全体の舵を切り、プロジェクトをスケジュール通り円滑に遂行させる責任者です。プロジェクトマネージャーが舵取りに失敗すれば、そのプロジェクトは座礁します。そんな責任重大なプロジェクトマネージャーの仕事内容を具体的に紹介します。
名前が改称され、現在は「情報セキュリティスペシャリスト試験」という名前のこの資格。その名のとおり、ITシステムに関する情報セキュリティ全般の専門性を問う資格試験で、合格率は13%という超難関の試験です。情報セキュリティは企業の重要課題であり、システム開発者にとって優れたシステムを構築するために避けては通れない分野です。